2009/09/06

The Wonder Stuff

 1992年は、Manic Street Preachers初来日の年です。友人のHARISS高橋と東名阪公演を追っかけ、勢いのあまり、Readingフェスティバルに行ってしまった年です。そのReading で、一番感動したのが、それまで、さほど熱狂的というほどでもなかったThe Wonder Stuff。バンドのグルーブに合わせ、多くの観衆がうねり合唱する姿を目の当たりにし、何とファンに愛されているバンドなんだ、何て素晴らしい音楽なん だと、本当に本当に思いました。翌93年には、ニューアルバム発売直後のライブをロンドンで体感。日本ツアーも決定していたのですが、バンドが解散となったため、ロンドンでのライブが、The Wonder Stuffを見た最後となりました。

 98年秋、ロンドンで、今度はマイルスのソロライブの告知を偶然見つけ、ライブハウスへ。小さな小屋での演奏でしたが、ギターのマルクと奏でる、新曲、そして、The Wonder Stuffの名曲。このライブに合わせて製作された、マイルス初のソロ『MILES ACROSS AMERICA』は、アコースティックでベストの要素もありつつ、後のVENT440の曲も収録された、まさしく、ターニング・ポイント的作品となっています。その後、マイルスは、VENT440~再結成The Wonder Stuff(メンバーの死、エリカの加入)を経て、現在に至るわけですね。この間も、彼の音源はできる限り(海外通販も含め)、購入してきましたが、意外と多いんですね、音源が(最近、手に入れたBBCセッションには、高橋と行ったReadingの音源が含まれています)。そういうこともあって、最初の解散以降も、The Wonder Stuffについては、途切れることなく聴き続けてきました。

 そして、昨年末、The Wonder Stuffの1Stアルバム『THE EIGHT LEGGED GROOVE MACHINE』が、-20TH ANNIVERSARY EDITIONとして、イギリスで発売(もちろん購入しました)されたのに合わせて、ツアーが決定。何と羨ましいことよ、と嘆いていたところに、今年春、 朗報が......。何と、20TH ANNIVERSARY EDITION日本盤の発売、そして、驚愕の日本ツアーが発表されたのでした。いよいよ、今週水曜日には、高円寺Highでのマイルスとエリカのアコース ティック、そして、木曜日には、恵比寿リキッドルームのでワンマンライブです。サインしてもらいます。楽しみだな~。ほんと。