2010/06/27

OUTRAGE


 北野武監督の作品を久しぶりに見た。黒くて、赤くて、白い、色合いが、スクリーンには漂い続ける。
 そして、暴力シーン満載。しかも残虐で、リアル。SAWよりも確実に痛い。デスマッチで言うと、有刺鉄線ではなく、カミソリボードな感じだ。
 でも、笑える。皆、悪い奴らだが、ある意味マジメで、阿呆でもある。
 良い作品だ。そうとう印象深く脳裏に残像が浮かぶ。通院していた歯科医でも、耳鼻咽喉科でも、北野武を思い出したほど。
 こういう北野武と、カブリものをしてはしゃいでいるビートたけしは無条件に好きだと、改めて感じた。

2010/06/26

焼きテビチ


 「2010沖縄ピースすて〜じ」最後の夜、気の合う友と、深夜の焼きテビチ。美味い。柔らかく煮込んだテビチをフライパンでカリッと焼き上げただけ。シンプルですが、唯一無比な食感と味。この店、おでん屋、でも、人気は焼きテビチ。うん、でも、おでんも美味しい。テビチと昆布ダシの出汁。最後の夜に、良い店を教えてくれて、連れて行ってくれて、でも、支払いはしたけど、おくだ、ありがと。

2010/06/25

2010沖縄ピースすて〜じ


 情報労連が毎年実施している「沖縄ピースすて〜じ」。嘉手納基地周回行動や戦跡めぐりを通して、沖縄戦の実相と、いまの沖縄を知る、感じる3日間。今年は、普天間基地問題もあり、例年にない盛り上がり。本土の空気とは違う何かを、参加者は感じたと思う。この、違和感を皆が、職場や地域で伝えてくれれば、動く。そういう気がする。でも、熱しやすく冷めやすい。だから、また、油を注ぐ作業を続けなければならないのだと思う。

2010/06/17

41歳と19歳


 今日、黒猫チェルシーを見た、リキッドルームで。1月に見た、渋谷チェルシーホテルでの黒猫チェルシーホテル別館は、企画イベント。なので、黒猫チェルシーをワンマンで見るのは初めてだ。
 会場内は、赤い照明で観客側が赤く照らされ、SEには、MY BLOODY VALENTINE。こいつら何歳だのセレクション。演奏だけでなく、大人びている。
 ギターの澤くんがブログで過去最長と断言していたように、多分、今の黒猫なら最長であろう約1時間40分。ほんと熱が籠って、時たま緩くて、爆発してのライブは、あっと言う間に終わった。
 
 昨年、タワレコの視聴コーナーで初めて聴いた時、かっこいいガレージバンドだと感じた。ちょこっと、ニューヨークパンクの香りもした。
 が、チェルシーホテルで見て以来、彼らのバックグラウンドの深さというか、貪欲さをすごく感じている。中学の時とか、何聴いてたんだろう。宮田君は、サバスが好きだと思うのだが。私が中学時代に通った、地元日田の今はなき、ZAPPED RECORDの店主いとうさんが見たら、びっくりするかもと、ライブを見ながら感じた。
 勢いがあって、何の衒いもない、素直な音楽ができる、しかも、上手い。黒猫チェルシー、かなり好きだな。これから、どうなるのか楽しみだ。

41歳

 本日、バカボンのパパと同じ歳になりました。
 これでいいのだ、と言い続けられると、いいのだ。 
 
 ♪枯葉散る白いテラスの午後3時 じっとみつめて 欲しいのよ
 特別の愛で ふるえて欲しいの
 41才の春だから 元祖天才バカボンのパパだから 冷たい目で見ないで
 粉雪舞う青い窓辺の午後3時 じっとたえて 欲しいのよ
 特別の愛で 燃えて欲しいの
 41才の春だから 元祖天才バカボンのパパだから 冷たい涙流さないで♪
 (元祖天才バカボンの春 作詞:赤塚不二夫、作曲:渡辺岳夫 )


2010/06/13

STOP CHILD LABOR


 6月12日は、児童労働反対世界デー。毎年、この日を中心に、児童労働や貧困問題について考え、訴えるイベントが世界各地で開かれている(写真は、渋谷で繰り広げられたウォーク)。
 数年前までは、サッカーで使われるボールのほとんどは児童労働によるものだった。マックのハッピーセットのおもちゃとか、最近では、iPodの工場で、児童労働が使われていることが判明。ユーザとしては、情けない思いでいっぱいだが、利益ばかりを追求するのではなく、人や環境に優しい企業行動を願いたい。

 ILOが今年発表したデータでは、世界の児童労働は減っているものの、減少のペースは鈍化。特に、サハラ以南のアフリカでは増加傾向にあるとのこと。
 時あたかも、サッカーワールドカップの南アフリカ大会が世界を賑わしている。だから、こんな時にこそ、アフリカをトリガーにしながら、世界の児童労働や貧困問題を、マスコミには取り上げてほしい。
 テレビや新聞では、南アフリカの治安の悪さが強調されているが、その原因はどこにあるのか。日本や先進国は無関係なのか…。そんな投げかけを期待する。ふだん、アフリカには無関心の人だって、今なら注目するかもしれないのだから。

2010/06/07

Postcards From Manic Street Preachers


 Manic Street Preachers からハガキが届いたので、今秋、イギリス国内で展開される“Postcards From A Young Man Tour” を見に行くことにした。ロンドン、Brixton Academy 2 Days。せっかくなので、2日間、初日は、スタンディングエリア、2日目、バルコニー席を購入。
 Brixton Academy は、10数年前の The Levellers 以来。あの時も2日間通ったことを思い出す。そうとう古い建物だったが、今でも、あんな佇まいなのだろうか。ビールも飲めたと思う。楽しみだ。
 もちろん、Manics のライブは、とてもとても楽しみ。今回のメーンだし。ジェームス&ニッキーのソロ、そして、昨年のNANO-MUGEN と、2回フラれているし。イギリスでManicsを見るのは、18年ぶりだし。
 ロンドンも12年ぶりかな。5月、10年ぶりに訪れたニューヨークは思ったほど、変っていなかった。果たしてロンドンはどうなのか。忙しく変化するのって、日本だけのような気もするが…。