2013/02/19

罪と罰


 山上たつひこ原作、いがらしみきお原画のコミック『羊の木』。雑誌での連載開始は2011年とのことだが、その存在に全然気づいていなかった。すでに発売されている単行本3冊を買い、一気に読了。
 罪と刑罰をテーマにしたサスペンスでホラーの要素もありながら、笑いも交えられているところは、小説作家山上たつひこの味わい。
 そこに、いがらしみきおの絵が、絶妙なリアリティ(写実的という意味ではなく)を加えていて、読後感の悪さも凄い。そして、おもしろい。
 早く続きを読みたいが、いまから連載を読み始めるのは、中途半端だし、第4巻の発売を待つ。