2016/11/28

この世界の片隅に


 こうの史代原作をもとに、アニメ化された映画『この世界の片隅に』を観た。舞台は、戦前~終戦までの、呉、そして広島。主人公のすずを演じるのは、のん(能年玲奈)。これが、素晴らしいはまり役で、静かに、時に激しく、主人公の感情を表現している。ちょっと強めに聞こえる呉や広島の方言も彼女によって優しく柔らかくなっているのも、他の登場人物との対比で面白い。
 作品は、静かな生活や人の心が、空襲、原爆、終戦によって、変化していくさまをていねいに描いていて、好感が持てる。ハッピーエンドではないし、重たいが、観て良かった。
 そして、平日の昼間なのに、ほぼ満席。いま、この映画を支持する層が存在することは、重要だと思う。

2016/11/23

ロバート・フランク


 ロバート・フランク展「ブックス アンド フィルムス」。フランクのオリジナルプリントは、貴重ゆえに見ることがなかなかできない。そこで、新聞紙を再生した紙に印刷して展示、展示会終了後には破棄するという、まさにパンク。そして展示会は、世界の学校や教育機関を中心に行なわれているとか。
 という情報を展示終了ぎりぎりに知って、東京藝術大学へ。


 今回の展示は、すべて撮影可能。その展示法も含めて、こりゃ収めなきゃでしょ。初めてフランクの写真を間近に見たのは、20歳のころ、アメリカ・アトランタ。「The Americans」の展覧会をたまたま見たのだが、ブレッソンともキャパとも違う生々しさが、とても新鮮だった。今日、まさに、その感覚が蘇った。震えたね。
 明日、今日展示されていた作品はすべて、破り捨てられる。そこも震える。フランクらしい。

2016/11/16

MEGA CITY FOUR


 MEGA CITY FOURのWizが亡くなって10年。彼の友人らが、若手バンドの育成のために設立した団体が、10年を記念してTシャツを販売。日本でも流通するようだが、一足先にイギリスで注文、今日、届いた。
 このロゴを観ると、MEGA CITY FOURの曲が流れてくるという人は多いのでは。今でも評価は高いし、本当に人気のあるバンドだと思う。
 92年のレディングでのパフォーマンスは忘れられない。そして、そこにも、あいつがいるんだよね。

本気を出すとき


 新生BiSデビューアルバム。新録した既存曲と新曲で構成。すでに、ネット上で公開されていたが、こうやって並べて聴くと感慨深い。いろんなものとスケジュールが被って、1回しか観れていない。来年は、本気出します。

本気の装丁


 「中卒」「中辛」~エビ中のコンプリートベスト~。シングルは全曲、新録、セレクションベストも最新バージョンを収録。そして、メジャーデビュー以降の発表曲のremix。まずは、シングルの数曲を聴いただけだが、こりゃ、素晴らしい。成長してるね。当たり前と言えば、それまでだが、成長がハンパない。
 そして、LPサイズのジャケットの本気具合が、また凄い。レーベルメイトだからか、マニックスの作品の装丁に似ているかも。

2016/11/15

LYRICAL SCHOOL


 ということで、LYRICAL SCHOOL、メジャーデビューアルバム『Guidebook 』リリースっす。

ベリスク


 年内で、2人が卒業、そして活動休止のBellring少女ハートの卒業企画LIVE「Shallow Grave『ベリスク』」。LYRICAL SCHOOLとのツーマン。
 先行の LYRICAL SCHOOL、良かった。ヒップホップユニットとの触れ込みに少々不安があったが、軽めのやつ。渋谷に合う感じ。明日メジャーデビューだそうで、物販でアルバムを買ってしまったよ。内緒だが、メンバーとの握手付き。


 ベルハーは、暗めの曲中心。ダークな雰囲気が漂う。活動休止はもったいないが、いろいろあるのである。休止が発表されてからのカイが素晴らしいのは、今日も同じ。最古参メンバーとなるからではなく、何かの呪縛から解き放たれたのかな。復活はいつか。ただ待つだけ。

BELLRING少女ハート Set List

01. ライスとチューニング
02. WIDE MIND
03. get rid of the Chopper
04. GIGABITE
05. ヒバリの空
06. プラスチック21g
07. 或いはドライブミュージック
08. タナトスとマスカレード
09. low tide
10. 鉄の街
11. ROOM 24-7
12. the Edge of Goodbye
13. asthma
14. bedhead

En01. サーカス&恋愛相談
En02. rainy dance

2016/11/13

恒例行事?


 母親が上京中。昨年、はとバスで国会やスカイツリーに行ったところ、満足だったというので、今年もね。皇居、ランチクルーズ、東京タワー、浅草というベタなやつ。母親も78歳、都会で歩くのはキツいので、バス移動は良いね。何度も東京に来ているのに、皇居は初めてだとか。来年も恒例行事として乗車するのかな。

2016/11/10

マニックスロス


 悔いなしを昨日書いたばかりだが、もう観たくなっている。と言うことで、「FURTHER AWAY」。昨日のなんばHATCHです。

2016/11/09

悔いなし。


 結局、MANIC STREET PREACHERSを観に、大阪に行ってしまったよ。最高だった。やっぱり奴らは素晴らしい。悔いなし。「LITTLE BABY NOTHING」も聴けたしね。

Everything Must Go
01. Elvis Impersonator: Blackpool Pier
02. A Design for Life
03. Kevin Carter
04. Enola/Alone
05. Everything Must Go
06. Small Black Flowers That Grow in the Sky
07. The Girl Who Wanted to Be God
08. Removables
09. Australia
10. Interiors (Song for Willem de Kooning)
11. Further Away
12. No Surface All Feeling

2nd Set
13. SLEEPFLOWER (inro) ~ LITTLE BABY NOTHING (Acoustic)
14. Ocean Spray (Acoustic)
15 You Love Us
16. You Stole the Sun From My Heart
17. Walk Me to the Bridge
18. Your Love Alone Is Not Enough
19. A Song for Departure
21. If You Tolerate This Your Children Will Be Next
22. Born to End
23. Show Me the Wonder
24. Motorcycle Emptiness

激しくお悩み中


 MANIC STREET PREACHERSの「EVERYTHING MUST GO」全曲再現ライブ。良過ぎ。極端にいえば、後半のセットいらないくらいの充実感。後半も良かったのよ。でも、ここ数年、コンスタントにアルバムを作ってきた彼らが、ちょっと原点に戻ってのセット。素晴らしいバンド感。どうしよう。明日。もう今日? どうしよう。一応、荷造りはしたけど。

Everything Must Go
01. Elvis Impersonator: Blackpool Pier
02. A Design for Life
03. Kevin Carter
04. Enola/Alone
05. Everything Must Go
06. Small Black Flowers That Grow in the Sky
07. The Girl Who Wanted to Be God
08. Removables
09. Australia
10. Interiors (Song for Willem de Kooning)
11. Further Away
12. No Surface All Feeling

2nd Set
13. Stay Beautiful (Acoustic)
14. Ocean Spray (Acoustic)
15 You Love Us
16. You Stole the Sun From My Heart
17. Walk Me to the Bridge
18. Your Love Alone Is Not Enough
19. A Song for Departure
21. If You Tolerate This Your Children Will Be Next
22. Born to End
23. Show Me the Wonder
24. Motorcycle Emptiness

2016/11/04

The Boys Are Back in Town


 来週火曜日は、Manic Street Preachersの来日公演。『EVERYTHING MUST GO』全曲再現&重要曲である。正直、イギリスで観たかったが、久しぶりに高橋浩司と一緒なので、これは、これで良いのである。高まる〜。

2016/11/03

ジャガー横田


 無茶苦茶久しぶりの女子プロレス。今や日本一の老舗団体JWPである。1992年に団体立ち上げ、当時、すっごく乗っかって後楽園ホールに通ったな。地元大分の荷揚町体育館でも観たし。
 で、すっかり知らない選手ばかりだが、木村響子が年内で引退だというので、急遽行くのを決めた。第一試合は、その木村の娘、花。女子で親子二代っていたかな〜。その昔、リングサイドで、「きむら〜」と母親を応援していた少女が今や、女子ジュニアの王者。泣ける。
 今日は、いろんなドラマが用意されていて、今後、追いかけねばと思う場面がいくつもあった。


 そして、現役として、きれきれの動き、ジャガーさん素晴らし過ぎる。驚きました。一番、印象に残ったんだもの。若手、中堅、ベテランといわれる世代、もっとがんばりんさい。

2016/11/02

相性


 BELLRING少女ハート、今年の大箱ワンマンを収録したDVDが発売。1月の赤坂BLITZと4月のTDCホールである。どちらも前売りを持っていたのに急用で行けないという奇跡の相性のなさ。さすがにライブには敵わないが良くできた映像作品を楽しむ秋の夕べ。予約特典は、舞台裏ドキュメンタリーDVDとデカバッチ。
 今年一杯で、オリジナルメンバーみずほを含む2人が卒業。一時活動停止して、3人プラス新メンバーでの活動をめざすベルハー。最古参のカイが最近化けてきただけに、期待している。